おうち英語を嫌がるときどうする?難しすぎた教材を戻して分かったこと


最近、英語をやりたがらない。

前は普通にできていたのに、なんだか時間がかかるようになった。

もしかして、英語が嫌いになったのかな?

でも、せっかくここまで進んだ教材を、前のレベルに戻してもいいのかな?
こんなふうに迷ったことはありませんか。わが家も、まさにそんな迷いの中にいました。
Raz-Kids、トド英語、紙のワーク、英語動画。どれも楽しく続けていたつもりでしたが、振り返ってみると、「今のレベル、少し難しすぎるかも」と感じる場面がそれぞれにありました。
最初は、レベルを下げることがとても不安でした。後退するようで、「せっかく上がったのに」と思ったのです。
でも、理解できる難易度に戻してみたら、「簡単!」「できる!」と、取り組む様子が変わったこともありました。
この記事では、おうち英語を嫌がる原因を「これです」と決めつけるつもりはありません。わが家が「難しすぎるかも」と判断したサインと、そのあと実際にどう調整したかを、そのままお話しします。
結論|嫌がったとき、まず「難しすぎない?」も見るようになりました
嫌がる=難しいとは限らない。でも、難易度が合っているかも一度見てみる。
わが家は「やる気がない」と考える前に、今の難易度が合っているかを見るようになりました。

嫌がる原因がすべて難易度とは限らない
さら先に大事なことをお伝えします。
子どもが英語を嫌がる理由は、難しすぎるからとは限りません。
単純に飽きただけのこともあるでしょうし、その日の気分や体調、ほかにやりたいことがあったという場合もあると思います。わが家でも、理由がはっきり分からないことはよくあります。
ただ、「やる気がない」「飽きたのかな」と考える前に、「今の難易度は合っているかな?」も一度見てみる。わが家はそんなふうに考えるようになりました。
強く拒否しなくても「難しいサイン」は出る
もうひとつ、実体験で気づいたことがあります。難しさのサインは、「嫌!」と強く拒否する形で出てくるとは限らないということです。
たとえば、こんな様子です。
- 続けてはいるけれど、以前より進みにくそう
- やることはやっているのに、内容を理解できていないように見える
- 教材を開くと、ちょっと負担そうな顔になる
わが家では、強く嫌がる前に、親のほうが「これ、難しそうだな」と気づいたケースがありました。やっていることと、理解できていることは、別だったのです。
わが家は「理解できているか」と「時間」を最初に見る
そこで今は、次の2つをまず見ています。
- 内容を理解して取り組めているか
- 以前より時間がかかっていないか
ここに、正答率や本人の言葉も合わせて見るようにしています。ひとつのサインだけで決めず、全部を組み合わせて「今日はどうかな」と見るイメージです。
わが家が「難しすぎるかも」と判断するサイン
わが家で、今チェックしているサインをまとめます。「このサインが出たら必ず難しすぎる」という意味ではなく、あくまで「ちょっと見直してみようかな」と思うきっかけにしています。
- 正答率が落ちる
- 以前より時間がかかる
- 本人が「難しい」「分からない」と言う
- 音読スピードが落ちる・読めない単語が増える
- 内容理解が追いついていない
- 理解せず操作だけで進める
ひとつのサインだけで決めず、本人の言葉・時間・正答率・理解度を合わせて見ています。
正答率が落ちる
Raz-KidsのQuizなど、点数や正解数が見えるものは分かりやすいサインです。以前より正答率が下がってきたら、内容が少し背伸びになっているのかなと考えます。
以前より時間がかかる
同じくらいの量なのに、終わるまでの時間が前より長くなったときも、ひとつの目安にしています。音読のスピードが落ちたり、ワークを解くのにずいぶん時間がかかったりする場合です。
本人が「難しい」「分からない」と言う
本人の言葉は、やはり大事な判断材料です。「話の内容が難しい」「分からない」と自分から言えるときは、そのまま受け止めるようにしています。
ただ、子どもはいつも言葉にしてくれるわけではありません。だからこそ、ほかのサインとあわせて見ています。
理解せず操作だけで進める
意外と見落としやすいのが、これです。アプリやタブレット教材では、内容が分かっていなくても、とりあえず操作すれば先に進めてしまうことがあります。
画面の上では「進んでいる」のに、本人が「理解している」とは限らない。この違いは、あとのトド英語の話でくわしくお伝えします。
Raz-Kids|嫌がる前に、親が「難しそう」と気づきました
まず、長女のRaz-Kidsの話です。
ここで最初にお伝えしたいのは、長女がRaz-Kidsを嫌がって拒否したわけではない、ということです。強い拒否が出る前に、親のほうが「今のレベル、難しすぎるかも」と気づいた例になります。
レベルが上がるにつれて、少しずつ、いくつかの変化がありました。
音読速度が落ちた
それまでスムーズに読めていたのに、音読のスピードが落ちてきました。ひとつひとつ確かめながら読む感じになり、テンポよく読み進める様子が減りました。
Quizの正答率が下がった
読み終えたあとのQuizの正答率も、下がってきました。これまでは問題なく答えられていたのに、というところで、間違いが増えたのです。
内容理解が追いつかなくなった
読めない単語も増えて、内容理解が追いついていないように見えました。読んではいるけれど、お話の中身が頭に入っているのかな、と親として首をかしげる場面があったのです。
本人からも「話の内容が難しい」
そして、長女本人から「話の内容が難しい」という言葉が出ました。
親が感じていたことと、本人の言葉が重なったので、ここで「一度、レベルを見直そう」と決めました。
Raz-Kidsのレベル調整のくわしい話は、別の記事にまとめています。


トド英語|進めていても、理解しているとは限りませんでした
次は、次女のトド英語です。
次女がフォニックスに入った頃、少し難しくなった時期がありました。トド英語の紹介記事ではなく、「理解せず進んでいるサイン」の一例として書きますね。
一人でやるのを嫌がり、答えを求めるようになった
それまで一人で進めていたのに、一人でやるのを嫌がるようになりました。そして、親に答えを求めるようになったのです。
分からないと適当にタップ
分からない問題は、適当にタップするようにもなりました。
しかも、それで偶然正解することがあります。画面を見ているだけだと、「理解しているというより、たまたま当たったように見える」場面がありました。
「今日のミッションを終える」と「理解する」は別だった
ここで気づいたのが、アプリ上では進んでいても、本人が理解しているとは限らないということでした。
「今日のミッションを終えること」と「内容を理解すること」は、別のものだったのです。
そこで親が、数日に一度、実際に理解できているかを確認するようにしました。理解が追いついていないと感じたときは、レベルを下げたり、同じ内容をもう一度繰り返したりして調整しました。
レベルが合ってくると、嫌がりにくくなって、少しずつ自分でクリアできるようになっていきました。ごほうびシールも、あわせて使っています。
トド英語のくわしい使い方やレベル調整は、こちらでまとめています。

フォニックスの進め方が気になる方は、こちらもどうぞ。

英語ワーク|「今日もこれかー」が教材を変えるきっかけに
3つめは、紙のワークです。
SNSで知った「4000 Essential English Words」を、長女に試したことがありました。
未知語が多く「分からない」
取り組んでみると、知らない単語がとても多く、「分からない」という言葉が増えました。解くのにも時間がかかるようになりました。
明らかに負担そうだった
見ていて、明らかに負担そうでした。そのうち、ワークを出すと「今日もこれかー」という反応が出るようになったのです。
この「今日もこれかー」は、わが家にとっては大きなサインでした。
Scholasticの年齢相応〜+1学年程度へ変更
これは長女には難しいと判断して、無理に続けるのをやめました。かわりに、Scholasticの年齢相応〜年齢+1学年程度のワークに変更しました。
「簡単!できる!」と嬉しそうに取り組んだ
変えてみたら、「簡単!できる!」と嬉しそうに取り組む様子がありました。
長女は、もともと紙のワークが特に好きなタイプではありません。だからワークについては、難しそうなら、比較的早めに少し簡単なものへ移すようにしています。
難しいワークを最後まで終わらせることより、「英語はできる」という感覚を残すほうを、わが家では優先しています。

英語動画でも「年齢」と「英語レベル」は別でした
Paw Patrolは当時の長女には難しかった
動画でも、似たことがありました。
長女が2歳後半の頃に見ていたPaw Patrolは、当時の長女の英語レベルにはかなり難しかったと感じています。
対象年齢より英語レベル+興味を見る
年齢としては見られる番組でも、英語のレベルとして合うとは限らなかったのです。
今は動画も、対象年齢だけで選ばず、今の英語レベルと、子どもの興味の両方を見るようにしています。
動画の選び方は、こちらにまとめています。

難しすぎるサインは、教材によって違いました
ここまで書いてきて気づいたのですが、「難しすぎるかも」というサインは、教材によってかなり違いました。
| 教材 | わが家で見えたサイン |
|---|---|
| Raz-Kids(読む教材) | 音読の速度が落ちる Quizの正答率が下がる 内容理解が追いつかない 本人の「難しい」 |
| トド英語(アプリ) | 一人で進めにくくなる 親に答えを求める 理解せずにタップする |
| 紙のワーク | 知らない単語が多い 時間がかかる 負担そう 「今日もこれかー」 |
| 英語動画 | 内容についていけていない様子 |
ただ、この表のサインが出たら必ず難易度が原因、というわけではありません。あくまで、わが家で「そうかも」と気づいたきっかけの一覧です。
教材ごとにサインが違うので、お子さんの今の教材では「何が変わったかな?」と見てみると、ヒントになるかもしれません。

デジタル教材と紙ワークでは反応が違いました
もうひとつ感じたのは、教材の形式によって、同じ「少し難しい」でも反応が違ったことです。
Raz-Kidsやトド英語のようなタブレット教材は、少し難しくても、ゲーム感覚で頑張れることがあります。
一方、長女はもともと紙のワークがあまり好きではないので、難しくなると、負担感が出やすいと感じています。
レベルを下げるのが怖かった|「せっかく進んだのに」と思いました
ここで、親の本音も書いておきますね。
後退するように感じた
レベルを戻すのは、正直、怖かったです。せっかくここまで上がったのに、戻すのはもったいない。そんな気持ちがありました。
簡単にしすぎたら伸びないのでは、と不安だった
「簡単にしたら、伸びないのでは?」という不安もありました。「戻したら、本人のやる気を削がないかな」とも考えました。
でも「進度」より「理解」を優先するようになった
でも今は、進度よりも、理解して取り組めているかを見るようになりました。
これは専門的に正しいと言いたいわけではありません。わが家で何度か迷って、試して、そう落ち着いたという話です。
レベルを戻したら「簡単!できる!」に変わりました
戻す前:「せっかく上がったのに、戻して大丈夫?」
戻した後:「簡単!」「できる!」と取り組む様子が見られた
Raz-Kidsは取り組みやすくなった
Raz-Kidsでは、合う難易度に戻したら、長女が「簡単!」と言いました。以前より、取り組みやすくなったように見えました。
ワークはできること自体を喜んだ
ワークでも、難易度を下げたあと、「簡単!できる!」と嬉しそうにする様子がありました。
英語への自信が戻ったように見えた
親から見ると、英語への自信も戻ったように感じました。
これは、あくまで「そう見えた」「そう感じた」という、わが家の体験です。レベルを下げれば必ずやる気が戻る、という話ではありません。
「簡単なら何でもいい」とは考えていません
誤解のないように書いておきますが、ずっと簡単な教材だけをやればいいとは、考えていません。
一度戻して、次のような場所を探します。
- 理解できる
- 自分で進められる
- 少し頑張ればできる
そして、また様子を見ながら調整します。
ずっと簡単なままにするわけではない
戻すのは、一時的な調整のつもりです。
一度戻して、理解しながら進める場所を探す
簡単すぎず、難しすぎない、ちょうどいいあたりを探すイメージです。
子どもの様子を見て再調整する
また様子を見ながら調整します。戻ったり、進んだり、行ったり来たりしながら続けています。
「飽きた」と「難しすぎる」は、正直はっきり分からないこともあります
わが家でも、飽きたのか、難しすぎるのか、完全には見分けられないことがあります。
正答率や速度も一緒に見る
だから、正答率や、読む・解くスピードも一緒に見ます。
本人の言葉も判断材料にする
本人の言葉も判断材料のひとつです。理解できているかも見ますし、簡単なものに戻したときの反応も参考にしています。
一つのサインだけで決めない
どれか1つで「飽きた」「難しすぎる」と決めつけないようにしています。
はっきり分からないまま様子を見ることも、実際には多いです。
嫌がったらすぐ全部やめる?わが家はまず負担を調整します
嫌がったからといって、その教材を全部やめるとは限りません。わが家で実際にやったのは、こんなことです。
レベルを戻す
Raz-Kidsのように、レベルを下げて様子を見ました。
同じ内容を繰り返す
トド英語では、理解が追いついていないと感じたら、同じ内容を繰り返しました。
難しい教材なら別教材へ変更する
4000 Essential English Wordsのように、今の長女には合わないと判断して、別のワークに変えたこともあります。
動画なら今のレベルに合うものへ
動画も、今の英語レベルに合うものへ変えるようにしています。
「続ける」か「全部やめる」かの二択ではなく、まず負担を調整する。わが家はそんな流れで動いています。

まとめ|「先へ進む」より「英語はできる」を残したい
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 嫌がる=難しすぎる、とは限りません
- 強く嫌がらなくても、「進みにくい」「理解できていないように見える」といった変化がサインになることがありました
- 難しさのサインは、教材によって違いました
- レベルを戻すのは怖かったけれど、「簡単!できる!」と変わったこともありました
- 簡単なままでいいわけではなく、理解しながら進める場所を探して、また調整していきます
わが家が大切にしているのは、難しい教材を頑張らせることよりも、「英語はできる」という気持ちを消さずに続けることです。
もし今、お子さんが英語をやりたがらないなら、今使っている教材をひとつだけ見てみてください。ちゃんと理解できているか、以前より時間がかかっていないか。それだけでも、見えてくることがあるかもしれません。
具体的な教材ごとの調整例を見る
Raz-kidsのレベル調整

トド英語の長期利用とレベル調整

