小学生の英検2級は難しい?小2で挑戦して不合格だったわが家の実録


小学生でも英検2級を受けられる?

英語を聞ける子なら、2級にも合格できる?
わが家の長女は、年長で英検5級・4級・3級、小1で準2級に合格し、小2で英検2級に挑戦しました。
さら結果は、一次試験不合格でした。
3技能の中ではListeningが568/650と比較的取れていた一方、Readingは460/650、Writingは346/650。合計CSEスコアは1374で、一次試験の合格基準1520まで146点届きませんでした。
ただし、先にお伝えしておきたいのは、英検2級に向けて十分な対策をしたうえで不合格だったわけではないということです。
受験を決めたのは約1か月前。過去問は2回分ほどで、要約問題の練習も2問程度でした。親も本人も、受験前から「かなり難しい」と感じていました。
それでも実際に受けたからこそ、わが家ではひとつ大きなことに気づきました。
英語ができることと、小学生が英検2級の問題を解けることは同じではありませんでした。
この記事は、小学生が英検2級に合格するための攻略記事ではありません。
小2で実際に受験して不合格だったわが家の経験から、語彙・文法・長文読解・Writing、そして英語以前の「背景知識」でどんな壁を感じたのかを正直にまとめます。
※英検の試験形式・級の位置づけ・受験資格は、2026年9月時点の英検公式情報を確認して記載しています。
結論|英語ができることと、小学生が英検2級を解けることは同じではありませんでした
英検公式では、2級のレベルは「高校卒業程度」とされています。一次試験はリーディング・ライティング85分とリスニング約25分で、現在のWritingは「英文要約」1題と「意見英作文」1題です。
一次試験に合格すると、二次試験として英語での面接があります。
リスニングは比較的できても、2級には届かなかった
本番で最も高かったのは、Listeningの568/650でした。
わが家では、おうち英語で英語を聞く時間を長く取ってきました。その中で、リスニングは比較的強みとして残っていたのかなと感じています。
ただ、これは「おうち英語をしていたからListeningが高かった」と因果関係を断定できるものではありません。あくまで、長女の今回の結果を見て、わが家がそう感じたという話です。
そして実際には、Listeningが3技能で最も高くても、一次試験の合格には届きませんでした。
語彙・文法・読解だけでなく「問題内容」も壁になった
受験前は、2級が難しい理由として、まず単語や文法をイメージしていました。
実際に過去問と本番を経験すると、それだけではありませんでした。
英文を読めても、仕事・会社・社会制度など、小2には身近ではない話題の意味をつかみにくいことがあります。英語を日本語に置き換えられても、何について問われているのか、どう考えればよいのかが分からない場面がありました。
長女の場合は、英語力に加えて、文章の内容を理解する力や背景知識も必要だったと感じています。
不合格で、級を急ぐより土台を作ることも大切だと感じた
2級を受けたこと自体は後悔していません。
受けたからこそ、リスニングは比較的できていること、Writingが大きな課題であること、語彙・文法・読解にも見直す部分があることを具体的に確認できました。
一方で、不合格になったことで、親の私には「級を急ぐより、内容まで理解できる土台を作る方が大切かもしれない」という気持ちも生まれました。
本人は、今も「もう一度2級を受けたい」と言っています。その挑戦したい気持ちを大切にしながら、無理に級だけを追わないことも意識していきたいと思っています。
わが家の英検歴|年長5級から小2で英検2級へ
長女の英検は、英検Jr.からスタートしました。
年長で5級・4級・3級、小1で準2級に合格
これまでの英検歴は、次のとおりです。
- 最初:英検Jr.からスタート
- 年長:英検5級 合格
- 年長:英検4級 合格
- 年長:英検3級 合格
- 小1:英検準2級 合格
- 小2:英検2級 一次試験不合格
合格した級だけを見ると順調に進んだように見えるかもしれませんが、2級ではそれまでと違う難しさを感じました。

小2の2026年度第1回で2級に挑戦
英検2級を受けたのは、2026年度第1回です。
一次試験のReading・Listening・Writingを受験し、合計CSEスコア1374で不合格でした。
英検5級から2級までの全体の流れや、わが家が小学生の英検とどう付き合ってきたかは、親記事にまとめています。

2級を受けたいと言ったのは長女本人
さら2級を受けたいと言ったのは、長女本人です。
親が「次は2級を受けよう」と無理に受けさせたわけではありません。準2級プラスではなく、2級に挑戦したいというのも本人の希望でした。
過去問を見た時点で、親も本人も「かなり難しい」と感じていました。それでも本人の受けたい気持ちが変わらなかったため、今回は挑戦してみることにしました。
なぜ準2級プラスではなく2級を受けた?
本人が準2級プラスより2級に挑戦したかった
一番大きな理由は、本人が2級を希望したことです。
準2級プラスという選択肢もありましたが、長女は準2級に合格した次の挑戦として、2級を受けたいと考えていました。
わが家の経緯を紹介していますが、準2級プラスを飛ばして2級を受けることをおすすめしているわけではありません。
当時は準2級プラス新設直後で対策材料も少なかった
準2級プラスは、2025年度に新設された級です。
長女が受験級を考えた時期は、まだ新設されて間もなく、過去問や対策材料も現在ほど多くありませんでした。その状況もあり、本人が希望する2級へ挑戦することにしました。
今なら準2級プラスも含めて考えたい
英検公式では、準2級プラスを、準2級と2級の間にある壁を乗り越えるためのステップ、2級への橋渡しとなる級として位置づけています。
今回、2級を受けて語彙や内容理解の壁を実感した今なら、わが家でも準2級プラスを含めて考えたいです。
準2級に合格したら必ず2級へ進む、あるいは必ず準2級プラスを受ける、と一律に決めるのではなく、本人の希望と過去問を解いたときの様子の両方を見て選ぶのがよいのかなと思っています。
英検2級を受ける前の対策|正直、ほとんどできていませんでした
ここは、今回の結果を読むうえで大切な点です。
わが家は、英検2級に向けて長期間しっかり対策をしてから受けたわけではありません。対策量は多くありませんでした。
受験を決めたのは約1か月前
受験を決めたのは、試験の約1か月前です。
2級受験を前提に何か月も学習計画を立てていたわけではなく、短い準備期間での挑戦でした。
学研の過去問題集を2回分
使ったのは、学研の英検2級の過去問題集です。
取り組んだ過去問は、2回分程度でした。何冊もの教材を使ったり、過去問を何周も解いたりはしていません。
要約問題はやり方を教えて2問ほど練習
英検2級の現在のWritingには、英文要約と意見英作文があります。
要約問題については、どのようにまとめるのかを親から説明し、2問ほど練習しました。
2問で十分に書き方を身につけたとは言えません。試験形式を知り、実際に少し書いてみた程度です。
1回15〜20分程度で、大がかりな対策はしなかった
1回の勉強時間は、15〜20分程度でした。
小学生の普段の生活の中で無理のない範囲にしたこともあり、英検2級だけに集中した大がかりな対策はしていません。
親も本人も「かなり難しい」と感じていた
過去問を解いた時点で、語句問題やWritingは特に難しく、親も本人も「かなり難しい」と感じていました。
合格できるという手応えがあって申し込んだわけではありません。それでも長女が受験したいと希望したため、今の力を知る機会として挑戦しました。

小2の英検2級結果|CSE1374で一次試験不合格
2026年度第1回の一次試験結果は、次のとおりです。
| 項目 | CSEスコア | 満点・基準 |
|---|---|---|
| Reading | 460 | 650 |
| Listening | 568 | 650 |
| Writing | 346 | 650 |
| 3技能合計 | 1374 | 1950 |
| 一次試験合格基準 | 1520 | — |
| 合格基準との差 | 146 | — |
1520-1374=146なので、合格基準まで146点届きませんでした。
英検公式によると、2級一次試験はReading・Listening・Writingの各技能に650点が均等に配分され、合格基準は3技能合計1520です。CSEスコアは単純な素点換算ではなく、同じ正答数でも回次によって異なるため、ここでは成績表に記載されたCSEスコアをそのまま掲載しています。

リスニングは568/650と比較的取れていた
3技能で最も高かったのは、Listeningの568/650です。
過去問でもリスニングは8割程度取れていたため、今回も3技能の中では比較的できていました。
Readingは460/650
Readingは460/650でした。
まったく読めなかったわけではありませんが、語彙問題、文法、長文の内容理解など、複数の課題が重なったと感じています。
英文を声に出して読めることと、文章全体を理解して設問に答えられることは、同じではありませんでした。
Writingは346/650で一番大きな課題が見えた
Writingは346/650で、3技能の中で最も低い結果でした。
要約問題は最後まで書いたものの難しく、意見英作文は時間切れで解けませんでした。
今回の結果から、Writingは再挑戦に向けて大きく見直したい部分だと分かりました。
小学生が英検2級を受けて感じた4つの壁
ここからは、小2の長女が実際に英検2級を受けたわが家で感じたことです。
すべての小学生に同じ壁があるとは限りません。英語歴や得意・不得意、普段触れている話題によっても違うと思います。そのうえで、長女の場合は次の4つが大きな壁になりました。
- 語彙:日本語でもなじみの薄い言葉や概念が増えた
- 文法:英語の感覚だけでは解きにくい問題が増えた
- 長文読解:読むだけでなく文章全体を理解する力が必要だった
- 背景知識:英語以前に社会的なテーマが難しかった

①語彙|日本語でもなじみの薄い言葉が増えた
過去問でも、短文の語句空所補充は厳しいと感じていました。
単純に知らない英単語が増えただけではありません。日本語でも、その言葉が表す概念自体になじみがないことがありました。
英単語と日本語訳を一対一で覚えるだけでは理解しにくく、「その言葉はどんな場面で使われるのか」まで知らないと選びにくい問題が増えた印象です。
②文法|英語の感覚だけでは解きにくくなった
長女は、おうち英語の中で「なんとなく意味が分かる」という感覚を育ててきました。
その感覚は英語を聞いたり読んだりするときの助けになっていると思います。一方、2級の問題では、感覚だけでは選択肢を絞りにくく、文法知識が必要だと感じる場面が増えました。
意味が大まかに分かることと、文の仕組みを理解して正しい答えを選べることは、別の力でした。
③長文読解|英文を読むだけでなく内容を理解する力が必要だった
英文を音読できても、文章全体を理解し、設問に合う答えを選べるとは限りません。
英検2級の長文では、語彙と文法に加えて、段落ごとのつながりや、筆者が何を説明しているのかを理解する必要がありました。
長女の場合は、読み進めることはできても、内容を整理して答えるところで難しさがありました。
④背景知識|英語以前に社会的なテーマが難しかった
小2で受けたわが家が、特に大きいと感じた壁です。
英検2級には、仕事、会社、社会制度など、小2の生活では身近ではないテーマが出てきます。
長女の場合、英文をある程度日本語に置き換えられても、その仕組みや状況をイメージできないことがありました。
これは、英語の勉強だけで簡単に埋められるとは限らない部分です。学年が上がり、生活経験や日本語での知識が増えることで理解しやすくなるテーマもあるのかもしれないと感じました。
ライティングで一番感じた「英語以前の難しさ」
Writingは、今回の結果で最も低い346/650でした。
英検2級のWritingは、英文を読んでまとめる「要約問題」と、トピックについて自分の意見を書く「意見英作文」の2題です。
英語で書く力だけでなく、内容を理解し、自分の考えを組み立てる力も必要でした。
要約問題は最後まで書いたものの難しかった
要約問題は、最後まで書きました。
ただし、受験前の練習は2問ほどです。限られた語数で必要な情報を選び、自分の英語でまとめることは難しかったようです。
最後まで書けたことと、内容を適切にまとめられたことは別なので、要約は引き続き見直したい部分です。
意見英作文は時間切れで解けなかった
意見英作文は、時間切れで解けませんでした。
ReadingとWritingを合わせた85分の中で、語彙や長文を解き、要約を書き、さらに意見英作文まで仕上げる必要があります。
長女の場合は、英語で書く前に、テーマを理解して意見と理由を考えるところにも時間が必要でした。
「従業員が投票で上司を選ぶ会社」を小2が考える難しさ
特に印象に残っているのは、会社の従業員が、投票で上司を選べるようにすることについてどう思うか、というような社会的なテーマです。
※試験問題の本文は転載せず、長女が受験して戸惑ったテーマを必要な範囲で要約しています。
従業員・上司・会社制度など、小2の長女にはテーマそのものが身近ではありませんでした。
- 従業員とはどんな人か
- 上司とはどんな立場の人か
- 会社はどのような仕組みで動いているのか
- 社員が上司を投票で選ぶとは、どういうことなのか
「employeeという英単語を知っているか」という段階より前に、何について意見を求められているのかをイメージすることが難しかったのです。
そこからさらに、賛成か反対かを決め、理由を考え、英語で文章にする必要があります。小2の長女には、英語以前の部分から難しいテーマでした。
英語を知っていても「自分の意見」が浮かばなければ書けない
意見英作文には、少なくとも次の段階があります。
長女の場合、1の英語だけでなく、2と3にも壁がありました。
英単語や文法を増やすことはもちろん必要ですが、日本語でも内容について考えたことがなければ、すぐに意見を出すのは難しいのだと実感しました。

リスニングは取れたのに不合格|おうち英語で感じた強みと限界
過去問でもリスニングは8割程度取れていた
受験前に解いた過去問では、リスニングは8割程度取れていました。
語彙問題やWritingを難しく感じていた中で、リスニングは比較的できている分野でした。
本番も568/650で3技能では最も高かった
本番でも、Listeningは568/650でした。
これまで英語を聞く時間を長く取ってきた中で、聞いて内容をつかむ力は、長女の強みとして残っていると感じました。
今回の不合格は残念でしたが、「できなかったこと」だけでなく、今できていることを数字で確認できたのはよかったです。
でも「聞ける」だけでは2級には届かなかった
一方で、英検2級一次試験はReading・Listening・Writingの合計で判定されます。
Listeningが比較的取れていても、ReadingとWritingを合わせた合計は1374。合格基準の1520には届きませんでした。
聞いて理解できることは大切な強みです。でも、2級の問題を解くには、語彙、文法、長文の内容理解、要約、意見を考えて書く力まで必要でした。
わが家にとっては、おうち英語で育ってきた力の強みと、英検2級という試験で求められる力との間にある差が見えた結果でした。
不合格だったとき、長女と親が感じたこと
本人は試験直後から「難しかった」と感じていた
試験が終わった直後から、長女は「難しかった」と感じていました。
受験前の過去問でも難しさは分かっていましたが、本番で時間内にすべて解くことも含めて、あらためて2級の難しさを感じたようです。
結果は少し悔しそうだった
不合格の結果を見たときは、少し悔しそうでした。
本人が希望して受けた試験なので、残念な気持ちはあったと思います。ただ、不合格だったことを恥ずかしい経験にはしたくありませんでした。
今回の結果は、今の力を確認できたひとつの記録として受け止めています。
それでも「もう一度2級を受けたい」
長女は、不合格の後も「もう一度2級を受けたい」と言っています。
できれば小2のうちに合格したいという気持ちもあるようです。不合格でも、挑戦したい気持ちはなくなりませんでした。

親は「級を急がなくてもよかったかも」と考えるようになった
親の私は、今回の結果を見て「級を急がなくてもよかったのかもしれない」と考えるようになりました。
ただし、2級を受けさせたことを後悔しているわけではありません。
受けなければ、リスニングは比較的取れていることも、Writingがここまで大きな課題であることも、背景知識が問題を解くうえで壁になることも、ここまで具体的には分からなかったと思います。
受けたこと自体には意味がありました。そのうえで今は、級を急ぐことより、内容まで理解できる土台を作ることも大切にしたいと感じています。
それでも英検2級を受けてよかったと思う理由
強み
- リスニング:比較的できている強みだと分かった
- Writing:大きな課題だと数字で分かった
見直したいこと
- 語彙・読解:まだ土台を作る必要があると分かった
- 背景知識:年齢による内容理解も関係すると気づいた
リスニングは強みだと分かった
不合格という結果だけを見ると、できなかったところに目が向きがちです。
でも、Listeningは568/650で、3技能の中では最も高い結果でした。これまで続けてきた英語の中で、何が長女の強みとして残っているのかを確認できました。
Writing・語彙・読解という課題が数字で見えた
Writingは346/650、Readingは460/650でした。
過去問を見て難しいとは感じていましたが、本番の数字が出たことで、Writingを大きく見直す必要があること、語彙や読解もまだ土台を作る必要があることが分かりました。
「年齢による内容理解」という別の課題にも気づけた
今回、一番意外だったのは、英語だけを勉強すれば解決するとは限らない難しさがあったことです。
会社や社会制度のような話題は、小2の長女にはまだ身近ではありませんでした。英語を読めるかどうかと、その内容を理解して考えられるかどうかは別でした。
この点に気づけたことは、再挑戦の時期や、これからどんな文章を読んでいくかを考えるうえで大きかったです。
不合格でも本人の挑戦したい気持ちは変わらなかった
さら長女が「もう一度受けたい」と言っていることも、受けてよかったと思う理由のひとつです。
合格だけを成功、不合格を失敗と決めてしまうのではなく、挑戦して今の位置を知り、次に何をするか考えられた経験として残したいと思っています。
英検2級の再挑戦で見直していること
- 語彙
- 文法
- 長文読解
- 内容理解
- 意見を考えて書く力
- 普段の英文読書
再挑戦に向けて今意識しているのは、語彙、文法、長文読解、文章の内容を理解して考える力、意見を考えて書く力、そして普段から英文を読むことです。
英検2級だけのために短期間で詰め込むというより、普段の英語の中で土台を少しずつ作り直したいと思っています。

語彙力を増やす
まず、2級の文章を読むための語彙が足りていないと感じました。
ただ英単語と日本語訳を覚えるだけでなく、言葉が使われる場面や概念も含めて理解する必要があります。文法についても、これまでの「なんとなく分かる」という感覚だけに頼らず、文章の仕組みを理解することが課題です。
「速読英検探究」の長文を音読
現在は、「速読英検探究」の長文を音読しています。
英文を声に出して終わりにするのではなく、何について書かれている文章なのかを理解することも意識しています。
長い英文を読んで内容を理解する練習
英検2級の長文では、英文を一文ずつ読めるだけでは足りませんでした。
文章全体の流れをつかみ、要点や段落の関係を理解する力も必要です。今後は、長い英文を読むことと、内容を理解することを切り離さずに続けたいと思っています。
普段のリーディングとしてRaz-Kidsを継続
Raz-Kidsも、これまでどおり続けています。
Raz-Kidsは、英検2級専用教材として使っているわけではありません。英語を読む時間をゼロにしないための、普段のリーディング習慣のひとつです。
わが家が4歳からRaz-Kidsを続けてきた経過や、続ける中で感じたことは別記事にまとめています。

意見を考えて書く力も今後の課題
Writingでは、英語表現だけでなく、テーマを理解し、自分の意見と理由を考えるところにも難しさがありました。
ここは、今回の短い対策では十分に取り組めなかった部分です。英語で書く練習だけを増やすのではなく、文章の内容について考える力も今後の課題として見ていきたいと思っています。
小学生で英検2級を急ぐ必要はある?今のわが家の考え
合格して次へ進むことは本人のモチベーションだった
長女にとって、英検は合格して次の級へ進むことがモチベーションになっていました。
今回も、本人が2級に挑戦したいと言ったから受験しました。子ども自身が挑戦したいと思う気持ちは、これからも大切にしたいです。
でも英語力と年齢相応の理解力は別だった
一方で、英語を聞けること、英文を読めることと、英検2級で扱われる社会的なテーマを理解できることは別でした。
英検2級は公式に高校卒業程度とされている試験です。小学生でも受験はできますが、問題内容まで小学生向けに作られているわけではありません。
わが家では、ここを受験前より強く意識するようになりました。
数年待てば自然と理解できるテーマもある
仕事、会社、社会制度などは、学年が上がり、日本語での知識や生活経験が増えることで、今より自然に理解できるようになるテーマもあると思います。
今すぐ難しい言葉や仕組みをすべて覚えさせなくても、時間が助けてくれる部分はあるのかもしれません。
だからこそ、級を取る早さだけを目標にする必要はないと感じるようになりました。
本人の挑戦したい気持ちと、無理をさせないことの両方を大切にしたい
だからといって、「小学生は英検2級を受けない方がよい」とは思っていません。
本人が挑戦したいなら、受けて今の力を知ることにも意味があります。長女も、今回の不合格後に再挑戦を希望しています。
わが家では、本人の「受けたい」を応援しながら、親が合格を急がせないこと、英語が嫌になるほど無理をさせないことの両方を大切にしたいです。
小学生の英検2級でよくある疑問
- 小学生でも英検2級は受けられる?
-
受けられます。
英検公式の受験規約では、各級とも年齢・職業・学歴を問わず、過去に受けた級に関係なく、どの級でも受験できるとされています。
ただし、11歳未満の年少者については、保護者が受験規約や案内、注意事項を確認し、受験可能かを判断して申し込む必要があります。
英検公式の年少者向けチェックシートでは、保護者が近くにいなくても一人で受験できること、静かに試験を受けられること、長時間集中できること、試験監督者の指示に従えること、マークシートを扱えることなどが確認項目になっています。公開会場の一次試験では、必要事項の記入補助のため試験開始5分前まで保護者が入室できますが、その後は会場外で待つ必要があります。
「年齢制限がないこと」と「一人で試験を受ける準備ができていること」は、分けて考えた方がよいと思います。
- 小学生に英検2級は難しい?
-
英検2級は、公式には高校卒業程度です。そのため、小学生にとって簡単な試験とは言いにくいと思います。
ただ、難しさは子どもの英語歴や得意分野、普段どのような文章や話題に触れているかでも変わります。
小2の長女の場合は、語彙・文法・長文読解・Writingに加えて、社会的なテーマを理解するための背景知識が壁になりました。
- リスニングが得意なら合格しやすい?
-
リスニングが得意なのは、大きな強みだと思います。
ただし、英検2級一次試験はReading・Listening・Writingの3技能の合計で判定されます。各技能のCSEスコア満点は同じ650です。
長女はListeningが568/650で3技能中最も高かったものの、合計1374で一次試験は不合格でした。わが家の結果からは、「聞けるだけで2級に合格できる」とは言えませんでした。
- 準2級合格後は準2級プラスと2級どちら?
-
一律の答えはないと思います。
準2級プラスは、英検公式が準2級と2級の橋渡しとして新設した級です。準2級と2級の間を段階的に進みたい場合は、有力な選択肢になります。
わが家は本人の希望で2級を受けましたが、実際に2級の壁を感じた今なら、準2級プラスも含めて考えたいです。本人の気持ちだけでなく、それぞれの過去問を見たときの理解度や負担も確認して選ぶのがよいのかなと思います。
- 2級に落ちたらすぐ再受験した方がいい?
-
すぐ再受験する方がよいとは、一概には言えません。
結果を見て、どこが足りなかったのか、本人がもう一度受けたいと思っているか、受験までの負担が大きすぎないかを考える必要があると思います。
長女は再挑戦を希望していますが、わが家では次の回を急ぐことだけでなく、語彙・文法・長文・Writing・内容理解の土台を見直すことも大切にしています。
- 小学生の2級対策は何を優先すればいい?
-
わが家の経験では、まず技能別スコアと、過去問や本番で本人がどこを難しいと感じたかを一緒に見ることが大切でした。
長女の場合はWritingが最も低く、語彙、文法、長文読解、背景知識にも課題がありました。そのため今は、語彙を増やすこと、長文を音読して内容を理解すること、普段から英文を読むこと、意見を考えて書く力を意識しています。
これは小学生全員に共通する攻略法ではなく、今回の長女の結果をもとにした見直しです。
まとめ|不合格だったから、今の強みと足りないものが分かりました
小2で英検2級に挑戦して感じたのは、英語ができることと、英検2級の問題を解けることは同じではないということでした。
今回の結果は、次のとおりです。
- Reading:460/650
- Listening:568/650
- Writing:346/650
- 合計CSEスコア:1374
- 一次試験合格基準:1520
- 合格基準まで:146点届かず
リスニングは、長女の比較的できているところとして確認できました。
一方で、語彙、文法、長文読解、Writingには課題がありました。さらに小2の長女の場合は、会社や社会制度など、問題で扱われるテーマそのものを理解するための背景知識も壁になりました。
受けたことは後悔していません。不合格だったからこそ、今ある強みと、これから見直したいことが具体的に分かりました。
今は、級を急ぐことだけを目標にせず、普段のリーディングや長文の内容理解を続けながら、本人が希望する再挑戦を応援したいと思っています。
普段の取り組みは、小学生の普段のおうち英語の続け方にもまとめています。
英検の級を上げることだけでなく、普段の英語をどう続けているかもまとめています。
